独学か教わるか

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WEBデザイナーになるには独学とスクール等に通うのと、どちらがよいのでしょうか?

WEB業界では、「スクールに通いました」という経歴があまり評価されない傾向が見られます。
なぜ、スクール通いだけでは有利にならないのでしょうか。

スクールで学べる内容のレベルが低かった

現在の採用担当者がWEB業界を目指したころ(業界5年目として2003年頃?)はスクールのレベルが低かったので、スクールに通っても意味がないというイメージが残っています。

当時、スクールで教えるのはパソコンと各種ソフトの操作・HTMLといった「ホームページが作れるようになるまで」。
WEB「デザイン」の部分まで教えてくれるスクールは、ほとんどなかったのです。

私がスクールに通ったのは2000年ですが、他のスクールに通っている人と情報交換しても「独学で習得できるレベル」「役に立たない」という意見が大半でした。

採用担当者に独学が多い

上の理由と重なりますが、そういったわけで、まだまだ雇用する側には独学で技術を身につけた人が多いです。

この場合、「自分がやったことくらいはできなくちゃ」という意識があるでしょう。
「スクールに入るなんて自分で勉強できる力がない”教えてちゃん”では?」というイメージを持つ人も。

また、WEBに必須な勉強力でも書いたように、WEBは進化の激しい業界です。
デザイナーになってからも、日々新しい技術を追って勉強を続けることは必須。
自分で勉強ができる人=独学ができる人がよしとされるのです。

スクールに通うことは価値がないのか?

もちろん、スクールに通うことで技術が身につきますし、それに対しての評価もあります。
スクールによっては就職に力を入れたり派遣会社と提携しているところもあるので、ツテができるという点でも有利です。

個人的な意見としては、HTMLやソフトの操作は独学でできても「デザイン」は難しいと思います。
「デザイン」を上達させるには、客観的な評価が必要だからです。

デザイン自体が未経験の方は、カリキュラムの中に作品制作や講評を設けていて、「デザイン」を教えてくれるスクールを選ぶことが大切です。
授業の内容をしっかりチェックしてから選びましょう。

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