就職活動を始めると、求人広告を見る→応募する→選考→結果を待つ、というループに入ります。
これはごく普通のことですが、スタートが「求人広告を見る」という受身の姿勢のため、なかなか辛いものがあります。
そういう時には、自分から「求人を広げる」ことを考えましょう。
応募条件の垣根を越える
未経験だからといって「未経験者可」にだけ応募していると、応募できる求人が少ないので、行き詰ってしまいがち。
「未経験者可」と書いていなくても、実務経験の期間を短く設定していたり、実務経験ではなく「経験」など曖昧な書き方をしている求人なら、とりあえず問い合わせてみましょう。
求人広告だけが求人じゃない
求人募集の広告を出すのには費用がかかるため、自社のサイトで募集をしている会社もあります。
WEB系の会社なのでSEOにも優れており、「WEBデザイナー 募集」で検索をかけると結構ヒットします。
会社の所在地や応募条件を確認して、応募してみましょう。
求人していなくても人は欲しい
WEB制作会社というのは、経営がうまくいっていれば忙しいもの。
人材募集をしたくても、募集をしている暇もない!という会社もめずらしくありません。
もちろん、本当に必要でない会社も多いので、話を聞いてもらえる確率も低いです。
しかし、他の応募者はほとんどいないので、成功率も低いですが、競争率も限りなくゼロに近いのです。
「WEB制作会社」で検索したり、WEB制作会社年鑑などを見て、問い合わせてみましょう。
私は求人募集していない会社に応募したことがあります。1回目はWEBデザイナーになる前で、以前から憧れていた会社にアタックしました。「面接しましょう」と言われ、そのまま採用になったときは飛び上がるほど嬉しかったです。
次はWEBデザイナーになってからで、未経験のとき落ちた会社に、「早すぎた転職活動」のときメールをしてみました。こちらも面接してもらえたのですが、実はその会社はたまたまそのとき求人募集を出していたとのこと。「応募を見てご連絡いただいたのかと思いました」と驚かれるとともに「そこまでうちの会社に入りたいと言ってもらえて嬉しい」と言われました。
結果は、今は中堅の経験者が欲しいということで不採用でしたが、求人していない会社に応募することへの手ごたえを感じられる経験でした。