WEBデザイナーを目指していても、学校や独学で勉強しただけで、これといってアピールできるものが無い。そんな人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな行き詰まりを打破する方法について考えてみました。
+α の作品を作る
ポートフォリオを作るで、作品サイトを最低3サイト、できれば5サイト程度作りましょうと書きました。
しかし、それは応募に必要な最低レベルであり、スタートラインに立ったという段階です。
そこから勝ち抜くには、何かしら面接官を「ほう」と思わせるものを入れるべきです。
+α になる技術で書いたプログラミングやFlashも有効ですし、最近ではMovableTypeやWordPressなどのCMSをカスタマイズできると重宝されます。
イラストやアナログな立体作品なども好印象。“WEBだけでなく、広くデザインに関心がある”というのは歓迎されますね。
写真はレベルの高さがないと難しいですが、頻繁に出かけて写真を撮っていたり、Flickrをコミュニケーションも含めて活用していると、活発な印象を与えられます。
アピールできるもの:技術力、行動力
ポートフォリオの切り口を変える
WEBデザインだけに力を注ぎたいと思うなら、WEBサイトをたくさん作ることです。
色んなジャンルのサイトを作るだけでなく、1つのサイトにつき複数のデザインを見せる。タイトルロゴのバリエーションを作ったり、バナーもセットで作る。
実際、仕事の現場では3つ程度のデザインを提案することは珍しくありません。実務に近い見せ方をすると、「この人はすぐに実践で使えるようになるかも」という印象を与えられます。
また、面接日が決まってから面接まで1日以上あるなら、その会社が過去に制作しているサイトを見て、同じ傾向のサイトを作るのもおすすめです。
1日ではたいしたものはできないでしょうが、やろうとする意志を見せることが大切なのです。
もちろん、ポートフォリオにさりげなく混ぜたりせず「今日のために作りました」と言うことを忘れずに。
アピールできるもの:発想力、実務力
人柄アピール
WEB上に履歴書的な自己PR用のページを作り、ブログやTwitterなどのURLを貼る。
自分がどのようにWEBに関心を持ち、アンテナを張り、勉強や就職活動に取り組んでいるのかを見てもらうのです。
WEB制作会社の人たちは、当たり前ですがWEBが好きです。ですから、同じようにWEBが好きな人と一緒に働きたいと思っています。
(WEBだけじゃダメという人もいますが、その場合でも、WEBに対する関心はもちろん高く、+α として他のことにも好奇心を持って欲しいということです)
日常的な事柄は、人となりがわかる程度には織り交ぜても構いませんが、人柄やモラルを疑われるようなことは書かないように。
将来的にもバレバレになるので、プライベートを守りたい場合はおすすめしません。
ただ、WEB業界で生きていく上では、インターネット上に自分を提示しておくことも必要ですので、就活段階から実行しておいても良いでしょう。
アピールできるもの:コミュニケーション力、情報収集力