WEBデザイナーになるために必要な条件として、勉強力というのが上げられます。
他のデザイナーが技術を成熟させたり、同じような仕事の経験を積み重ねていくなかで、なぜWEBデザイナーには勉強力が求められるのでしょうか。
WEBデザインの技術は進化し続ける
WEBは、非常に進化の激しい業界です。
新しいソフトやツール、技術や言語がどんどん出てくる上に、どれが定着するのかは、しばらくたってみないとわかりません。
例えば、インターネットの回線速度が遅いため画像のサイズダウンが必須だったころ、「速度が速くなればWEBは1枚画像でOKになる」と言う人がいました。
Flashサイトも出始めていたので、あながち的外れではありませんでした。
しかし今では、むしろ昔に戻ったかのようにテキスト主体で制作し、デザインはCSSで制御するのが主流です。
このようになることを予想できていた人は少ないと思います。
明日はどうなるかわからないような中で、常に新しい技術をチェックし、身につけなくてはならないのがWEBデザイナーなのです。
勉強力は身につけるものではない
WEBデザイナーが全員、学校でする「勉強」が好きだったわけではありません。
新しい技術を身につけたい・効率よく仕事を進めたいという欲求が、自然に勉強に向かわせるのです。
つまり、好奇心と向上心が旺盛ということです。
自分にはそういう欲求は無いという人は、残念ながらWEBデザイナーには向いていないかもしれません。