コミュニケーション力が大切と言われても、すぐに身につけるのは難しいものです。
面接や職場でコミュニケーション力のあるなしを判断されるポイントを覚えておきましょう。
目線
コミュニケーションで大切なのは、相手の目を見ることです。視線をそらしたままで話をしては、気持ちを伝えようという意思が感じられません。
ただし、面接など1対1の場で目を見続けると重すぎる印象にもなります。
相手の首のあたりや書類など、適度にはずしましょう。
表情
黙っている時の顔というのは不機嫌に見えがちなので、時おり笑顔を交えると好印象になります。
コミュニケーションに慣れていない人の中には、「理由もないのに笑うのは不自然ではないか?」という人もありますが、そんなことはありません。
真剣な話、失敗した話など、笑うべきではない時以外なら大丈夫です。
挨拶する時や、同意する時に笑顔を添えると、相手に受け入れられている印象を与えられます。
挨拶
「おはようございます」「よろしくお願いします」など、語尾までハッキリと言うのがポイントです。
誰に言っていいかわからなくても、誰も返事をしてくれなくても(さみしいですが)、職場に挨拶するくらいの気持ちでしておきましょう。
報告・連絡・相談
自分一人に任された仕事であっても、定期的な進捗具合や迷ったことなどがあったら、上司をはじめ周囲に話しましょう。
一人で抱え込むと、会社としての動きに支障をきたす場合があります。
職場の慣習にもよりますが、一緒に仕事をする人とは、ランチタイムなどを使ってコミュニケーションをとるのがベター。
ランチくらい好きに過ごして休みたいと思うかもしれませんが(私も思っていました)、結果的にそれで仕事が円滑に進み、早く終えられれば効率的です。
会社の雰囲気にもよりますが、毎日ではなく週に1回程度でも十分です。
コミュニケーションに効く言語能力
相手が言いたいことをうまく言葉にできないとき、こう言いたいんじゃないか?と手を差し伸べることで、「理解してもらえた!」と印象づけることができます。
ただ、これは語彙力・読解力も必要となるので、苦手な方もいるでしょう。
そういう場合は相手の言ったことを繰り返して確認するだけでも大丈夫。
内容をメモして、しっかりと覚えておくことを忘れずに。
とある職場で退社するときに、上司から「いつもニコニコとしていて・・・」と言われて驚いたことがあります。その職場ではほとんど人と話していなかったのになぜ?と思っていたら、「朝の挨拶のときに笑っていた」と言われました。朝はバタバタしていたり、テンションが低い人が多いので、笑顔の効果も大きかったようです