売れるデザインのしくみ

公開日: 

視覚マーケティング実践講座がとてもよかったので読みました。
デザインを考える上での方向性の練り方や、ターゲットの絞り方。
実際に、どのようにすれば“印象”が表現できるかといった実践的な事柄が書かれています。

残念なことには、文章が読みにくかった。
1文が長く、言いたいことがとらえにくい。横文字(マーケティングや広告の業界用語?)が多い。文字も小さい。

「おわりに」に著者が「執筆は困難を極め・・」と書いているのを読んだとたん、腑に落ちました。
『視覚マーケティング実践講座』は読みやすかったのに、なぜなんでしょう?

「トーン・アンド・マナー」という言葉が核になっていますが、それが何なのかパッとわからなかった。

見落としてしまったのかもしれませんし、読むのに非常に時間がかかってしまったので、書いてあっても忘れてしまったのかも。
頻繁に出てくるのに、よくわからないので、もやもやしてしまいました。

辞書で調べてみたところ(読んでる途中で調べればよかった)、トーンはtone=物事全体から感じられる気分・調子、マナーはmanner=態度・礼儀とのこと。

こちらのブログでわかりやすく説明してありました。

インターネット・アカデミー|スタッフブログ: どんな風にみられたいか。

トーン・アンド・マナーとは、企業や商品、サービスがまとう”雰囲気”や”世界観”のことです。

<中略>

Webデザインには、企業や商品の視覚的にわかる自己紹介といった要素が含まれます。

私たち人間で言えば、ファッションや髪形である程度その方の好みや人となりが見えることがありますよね。

それがデザインの方向性、トーン・アンド・マナーなのです。

さわやかに見せたいのか、誠実そうに見せたいのか、はたまた楽しそうに見せたいのかなど、「こう思われたい」というイメージを、配色やフォントなどを通して形にしていきます。

この本のAmazonでの紹介には「デザイナーではない人でもデザインを正しく使えるようになるための『考え方』をお教えします」とあります。

しかし、大企業のデザインを発注する立場の人という、非常に限られた人に向けて書かれているように感じるのです。

「デザイナーではない人」とだけ区切るならば、もう少しこの本の“トンマナ”を考えて、素人にもわかりやすく・とっつきやすい本にした方が良かったのではないかと思います。

とはいえ、著者の「視覚マーケティング」という提唱には非常に興味がありますので、『視覚マーケティングのススメ』も読んでみるつもりです。こっちから読むべきだったのかも。

デザイン業界の方は読んでおいた方が良いと思いますが、読書の苦手な方はご注意を。

PAGE TOP ↑