その1 企業内で派遣社員

公開日:  最終更新日:2009/01/19

職種=WEBデザイナー
雇用形態=派遣社員
時給=1,200円
勤務時間=9:30~18:30、残業ほぼ無し。しても1時間以内。

使用OS=Windows
使用ソフト=FireWorks、Dreamweaver

WEBデザイナーとしての初めての職場は、旅行会社での派遣社員でした。
その会社ではインターネット上で旅行の予約を受け付けていました。

業務内容はパンフレットの情報をデザインし直し、WEBサイトに移し変える仕事です。
旅行ページの新規作成や更新、それに伴うバナー制作などです。

例えば冬にはスキーやスノボのイラストを入れたスキー旅行のページを作り、夏にはハイビスカスやパイナップルのイラストを入れた沖縄やハワイ旅行のページを作りました。
「イラストが描ける人」という条件はオマケではなかったようで、かなりイラストを描く必要がありました。

というのも、パンフレットの元データなどはなく、写真も全てパンフレットからスキャンしての制作。イメージ写真があっても文字がかぶっていたりして、使える状況ではなかったのです。

旅行ページは、1ページの小規模なものから3~5ページの中規模なもの、大規模な商品になると30ページぐらいのボリュームがありました。
大規模な商品では値段表などが延々とあるので、デザインよりもコーディングや価格の打ち込みといった作業が多かったです。

社内にはWEBプロデューサー・デザイナーといった人材はおらず、指示をくれる方が1人決まっていて、「次はこれを作ってください」と頼まれる仕組みでした。
WEBデザイナーは同じ派遣会社から来ている人がもう1人、私を入れて計2名でした。

制作時間は1つの商品ページをデザインするのにだいたい1~2日、あとはボリューム次第です。
特に締め切りがあるわけでもなく、「終わりました」と持っていくと次の仕事を渡されるという具合。
デザインに対するダメ出しも、ほぼありませんでした。

初めからWEBデザイナーとしての仕事をさせてもらえて、とても楽しく働いていました。
職場も雰囲気が良く、正社員も他の派遣社員(WEBデザイナー以外にコールスタッフが大勢いました)も感じが良く親切でした。

しかし、半年が過ぎたころ、私の心に重くのしかかるものがありました。
収入です。
時給1,200円でほぼ残業無しということは、月給で20万足らずしかありません。
28才、都内で一人暮らし。まわりの友達は職場で中堅どころになりつつあり、年収が良くなったとかプチ管理職になったとかいう声も聞こえてきます。
このままでいいのかと、だんだん焦る気持ちが出てきました。

加えて、アシスタントではなくWEBデザイナーとしての仕事だったことも「それにしては時給が安い」という不満になりました。
今になって思うと(人生は振り返ると反省ばかりです)、未経験でいきなりデザイナーとして働かせていただけてラッキーだったとわかるのですが、若さゆえの過ちというやつです。調子に乗ってしまったんですね。

こうして試用期間2ヶ月+6ヶ月働いた時点で、次の更新を断り、再び転職活動へと歩みだしたのでした。
今なら自分を引き止めたいです。「せめて1年働け」と。

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